Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
木村 仁宣; 波戸 真治
日本保健物理学会専門研究会報告書シリーズ(インターネット), 6(2), p.36 - 42, 2008/04
国際放射線防護委員会(ICRP)は、1994年に刊行されたPubl.66のヒト呼吸気道モデル(HRTM)を補完するものとしてヒト消化管モデル(HATM)を開発し、2006年末にPubl.100として刊行した。HATMは、内部被ばく線量評価で使用されていたPubl.30の胃腸管モデルに取って代わる新しいモデルである。日本保健物理学会のICRP新消化管モデル専門研究会では、HATMに関して学会員の間で共通の理解を深める活動の一環として、Publ.100の解説書を作成した。著者らは、その一部として、Publ.100の第5章で説明されているHATMの構造やそれにかかわる物質の移行過程、また、Publ.30の胃腸管モデルとの比較について解説を行った。
木名瀬 栄; 高島 房生*
日本保健物理学会専門研究会報告書シリーズ(インターネット), 6(2), p.54 - 67, 2008/04
本報告では、国際放射線防護委員会(ICRP)が刊行した、新消化管モデル(Publ.100)の第7章形態学と線量計測学について解説した。具体的には、ヒト消化管の形態計測データとヒト消化管幾何形状モデル,電子などの非透過性放射線の吸収割合及び比吸収割合,年齢依存線量計算手法などについて、報告者の独自の図などを用いて解説した。ICRP線量評価手法の改訂は、我が国の法令等へ反映されることが予想されるため、本報告がICRPの新消化管モデルについて日本保健物理学会員のみならず規制当局者などの間で共通の理解を深める資料になると考える。
伊藤 公雄
日本保健物理学会専門研究会報告書シリーズ(インターネット), 6(2), p.77 - 86, 2008/04
日本保健物理学会では、国際放射線防護委員会(ICRP)が新しいヒト消化管モデル(HATM)に関して刊行したPubl.100について、専門研究会(ICRP新消化管モデル専門研究会)を設置し、HATMについて学会員の間で共通の理解を深めるために活動している。本報告書は、専門研究会において、Publ.100の各章に分担委員を決め、その委員を中心にレビューを行った結果を解説書としてまとめたものである。報告者は専門研究会幹事として全体のとりまとめを行うとともに付属書の概要について原稿を作成した。
佐藤 薫
日本保健物理学会専門研究会報告書シリーズ(インターネット), 6(2), p.6 - 13, 2008/04
2005年国際放射線防護委員会(ICRP)は、従来内部被ばく線量評価に用いられてきた胃腸管モデルの代わりに新消化管モデルを承認し、ICRP Publication 100として「Human alimentary tract model for radiological protection」を刊行した。本報告書は、日本保健物理学会「ICRP新消化管モデル専門研究会」において同モデルの解説書として作成され、学会員における同モデルの理解を深めることを目的としている。今回、発表者は第2章を担当し、線量評価モデル構築に必要となる人消化管の形態計測学的,解剖学的,生理学的特徴について述べている。